SPIO何それ?

2017年10月20日金曜日

SPIO何それ?


うちのクリニックは放射線部門はそこそこ頑張ってる方なので
外部病院から結構な頻度で紹介検査をうけている…
で、外部の消化器の先生からの電話を後輩がとる…

後輩『はぃ、いつもお世話になっています…はぃ、はぁ、副脾かどうか…はぁ』
先生「で、ですね、調べてみるとSPIOってのが良いってあるんですが…」

(後輩表情固まる)

どうやら、先生の言ってる事がさっぱりわからんらしい…
後輩、おしつけるように受話器を渡しながら、
後輩『かわってください』
いや、そこ、先方に少々お待ちくださいとかいれといてから
変わるでよくね?っと内心思いながら電話を代わる

私『や、どうも、先生、お電話かわりました。○○です。』
 『SPIO?あ、それは造影剤の種類の事じゃないですかねぇ?』
 『結構、昔に流行ったやつですよね?でも、うち取扱いないんですよねぇ』
 『はぃ、じゃあ、また、よろしくお願いしますね』

みたいなやりとりをして…ふと気づいた事があって…
それは、SPIOで検査したことがない…
これは一度ちゃんと調べておかないとな…っということで
ネットの情報を調べながら、ここに記録しておこうというわけだ。

SPIO製剤

ここからは以下PDFを参考に記載
http://www.medicalview.co.jp/download/clinical_mri/clinical_mri_15.pdf

Superparamanager Iron Oxideの略でSPIO
1転移性腫瘍の検出(=最も一般的な使い方)
2その他の適応
・肝細胞癌の再発診断(TAE・PEIT,RF ablation後)
・肝細胞癌の治療方針決定
・dynamic studyやCTAPにおける偽病変の否定
・肝腫瘍の鑑別

なるほど、メタ検索で使うんだ…ほう
画像をみてみると中々に結果が良好そうだけど
ストライクゾーンが狭そうっていうか…
プロトコールが今一つよくわからん、
SPGR?
読み進めていくと、
T2WIやT2*WIをとってるし、
T1WI画像もちらっと見かけるし?
どういうこと?って感じではあるのだけど
元々はSPIOはT2/T2*短縮効果があまりに強い為
従来は肝の信号を低下させる陰性造影剤として用いられてきたが
最近の高磁場装置では非常に短いTEのGRE法のT1WIが可能となり
肝臓を高信号に描出する陽性造影剤としての用い方が可能になっているとの事

ふむむ、何かわかってきたようなわかってこないような…
いまんところ、使う機会のない造影剤だけど
もっと文献読まなきゃ使えないっというか、
訳も分からず、造影なんて出来ないので
もうちょっと調べなきゃ
目を通しながら、ブログでメモとろうとした自分が
浅はかでした。
精進します。